指揮官退任報道、直後のサンプドリア戦
久々にゴールに絡むプレーだった。
17日に行われた、コッパ・イタリア5回戦、ミラン対サンプドリア戦。MF本田圭佑はリーグ戦同様、この試合でもベンチスタートとなった。
これまでのカップ戦では、3回戦のペルージャ戦、4回戦のクロトーネ戦ではともに先発出場を果たしていた。リーグ戦では現在完全に先発からは外れた格好なだけに、カップ戦は本田にとっても絶好のアピールの場になっていた。
ただ、今回はこれまでのカップ戦と少し様相が違っていた。
それは、シニシャ・ミハイロビッチ監督に解任の噂が飛び出したことと関係していた。
今週、ミラン会長のシルビオ・ベルルスコーニ氏がミハイロビッチ監督率いるチームの低調ぶりについて「失望している」とコメントしたことが、イタリアで報じられた。クラブで絶対的な権力を持つ“ボス”の声は、当然ミランでは大きな影響を持つ。ミハイロビッチ監督もその後、「これからは試合に関わること以外は話さない」と語り、自分の去就にまつわる話をシャットアウトしようとした。明らかに、落ち着いた状態ではないことが伺えた…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/19 23:59