22日に2ndステージ優勝の喜びを分かち合った広島は25日、チャンピオンシップへ向けた準備をスタートした。「自分の中ではリーグの延長線上に(チャンピオンシップも)あるという感じ」と青山敏弘が話すように、選手たちにこれまでと変わった様子は見受けられなかった。
歴代最多の勝ち点を獲得して年間1位でシーズンを終えただけに、チャンピオンシップに勝たなければ非常に悔やまれる結果となるが、青山は「しっかりと数字を残して年間1位でチャンピオンシップに出れることが十分名誉なことだし、大事なのはしっかりと準備していつもと変わらずやること」と語る。
浦和とG大阪の勝者を待ち受ける状況にもジタバタしていない。「どっちが来ても自分たちのやり方は変わらない。どっちにしろスタイルを持っているチームなんで難しいけど、今年はアウェイでずっと勝ってきて、またアウェイから始まる。いい流れになっている」と、青山はチャンピオンシップを睨んでいた。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/11/25 16:59