FC東京のMF東慶悟が、大分時代にともに戦った日本代表勢に刺激を受けた。
12日に行われたW杯アジア2次予選・シンガポール戦を戦った代表の先発メンバーには、GK西川周作(浦和)、DF森重真人(FC東京)、MF清武弘嗣(ハノーファー)、FW金崎夢生(鹿島)の4名の元大分所属の選手が顔を揃えた。金崎の先制点を含め、4選手は3-0の快勝劇に貢献した。
試合をテレビで観戦していた東は、こう語る。
「みんな大分時代に戦った選手たちが活躍していた。すごい刺激になった。自分も代表でまたみんなと一緒にプレーしたい」
09年に大分でプロデビューした東は、12年にはU-23日本代表の一員としてロンドン五輪に出場。翌13年には日本代表に選出されたが、Aマッチデビューはまだ飾っていない。
現在、J1年間順位で3位につけるFC東京の攻撃をけん引する東は、あらためてチームの成績と自分のアピールを強調した。
「いまは自分のコンディションも良い。まずはチームで活躍すること。チャンピオンシップに進出して、注目される舞台でプレーすれば自分のアピールにもつながる。モチベーションは高い。タイトルを獲りたい」
大分でともに戦った仲間に追いつき追い越せの勢いで、東はリーグ終盤戦でピッチを駆ける。
(FC東京担当 西川結城)
2015/11/19 07:00