前節(明治安田J2第39節)の大分戦(1○0)に途中出場した辻正男。「本当に久々だった。チームで勝ちたかったので、勝っている状況で(ピッチに入り)、『勝って終わりたい』と思っていた」という。
チームは1点のリードを守り切り、20試合ぶりの勝利を挙げた。「試合後みんなで『勝つって素晴らしい』、『勝つって良いな』と言っていた」と辻。金沢はずっと勝てずに苦しんだだけに、喜びもひとしお。「心震えるというか、このためにやっているのだと思った」とも表現。
リーグ戦3試合を残して、金沢のJ2残留が決まった。辻はラスト3戦に向け「チームに貢献できたら良い」と意気込む。
また、大分戦で負傷交代した阿渡真也についてクラブ関係者は「リリースの通り離脱はするが、本人は元気な様子」だと話した。
(金沢担当 野中拓也)
2015/11/04 20:51