前節(明治安田J1・2nd第15節)、松本に逆転勝利(2○1)し、4季連続のJ1残留を決めた鳥栖。今節は仙台とのホーム最終戦を迎えるが「(残留に向けて)少なからずプレッシャーもあったと思う。それが無くなったのでのびのびとプレーできるんじゃないかなとは思います」と水沼宏太は残留効果を前向きに語り、ホーム最終戦での勝利に意欲を見せている。
松本戦で決勝点を挙げた水沼だがこれで今季7得点目。2ケタ得点を目標にしてきた水沼にとっては残り2試合であと3点というところまで迫ってきた。しかし、今節、対戦する仙台に所属する渡部博文は栃木時代のチームメートであり、公私において非常に仲の良い間柄。その渡部について「ナベの活躍は刺激になっているし、今の仙台を見ても守備のリーダーはナベだと思う」と絶賛。「達成したい目標」と話す2ケタ得点を前にかつてのチームメートが大きな壁となりそうだがその壁を打ち破り、目標へ近づきたい。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/11/03 19:22