17日の鹿島戦(明治安田J1・2nd第14節/2●3)は右足の太ももを強打し、打撲により前半で退いた武富孝介だが、今週は問題なく練習メニュに復帰。鹿島戦は「一時的に強い痛みがあった。そのままやると悪化する、肉離れにつながるということで後半は回避した」(武富)とのことだが、J1・2nd第15節・清水戦への影響はなさそうだ。
柏は既に降格が決まった清水と、相手のホームで戦うことになる。武富は13年の湘南在籍時に降格を経験しているが、降格が決まったあとの試合は「重荷が解けたというか、気持ち的に吹っ切れた」と振り返る。
降格が決まったチームでも、いや決まったチームだからこそ、油断は禁物ということだ。彼は「(清水も)前向きな気持ちでプレーしてくると思う。勢いに飲まれないように、自分たちも勢いをもって入らないといけない」とアウェイの戦いに向けて、気を引き締めていた。
(柏担当 大島和人)
2015/10/21 20:12