オフ明け、しかも今節、明治安田J2第38節金沢戦が来週月曜日の開催で準備期間も長いということで、本日の練習は軽いメニューで終了。と、言ってもそれはフィールドプレーヤーだけで、GK陣は豊島幸一コーチの下、いつも通りにハードなメニューをこなした。練習の最後には阿部伸行、鈴木彩貴、中山開帆、藤野聖也の4人がゴールのクロスバーにぶら下がって何やら苦しんでいた。練習後、豊島GKコーチにどんなメニューだったのかを聞いてみた。
「いや、あれは罰ゲームの懸垂ですよ」
――罰ゲームなのに全員で?
「全員が同じポイントで並んだので、全員にやってもらいました。でも、5回だけですよ」
――にしては、やけにつらそうでしたが?
「僕の掛け声に合わせて上がれって言ったけど、そりゃ僕がまともに数えるわけがないじゃないですか! 『イチ』って数えた後に、腕を伸ばした状態でしばらく待機させてから、『ハイ、ニ』って感じですよ。ガハハハ!」
――ガハハって……、Sですね。
「ハイ、さわやかな“ドS”で~す!」
(北九州担当 島田徹)
2015/10/21 15:49