7日の練習では、新戦力のマジーニョが紅白戦に出場。左サイドハーフに入り、献身的な動きを披露した。安達亮監督は「うちでやる以上、守備のハードワークは外せない」と話し、チームコンセプトの浸透を図る。マジーニョ自身、それは理解しているようで、「チームのためにプレーできたらいい」と神戸スタイルの吸収への意気込みを話した。
プライベートでも少しずつ日本に溶け込んでいる様子。「神戸はきれいな町。住みやすいです」と話せば、「この間、みんなで大阪に行ってきた」とハニかんだ。陽気な先輩ポポらとともに束の間の休日を楽しんだ模様だ。指揮官もコンディションは問題ないとの見方を示し、第2節での神戸デビューが現実味を帯びてきた。「はやる気持ちも焦る気持ちもある。チャンスを次につなげるだけです」と、新背番号「8」は10日のホーム開幕戦を見据えた。
(神戸担当 小野慶太)
2013/03/07 16:01