明治安田J2で残留争いをする状況の中、14日の天皇杯3回戦・川崎F戦ではターンオーバーの選択が予想される京都。12日のファーメーション練習で注目を集めたのが、インサイドハーフに起用された2種登録の荻野広大だ。練習後の石丸清隆監督も「断言はできないが、先発で使おうと思っている」と高校生MFの抜てきを認めた。
さっそく荻野に話を聞いてみると、対戦相手の川崎Fはリスペクトを抱いているチームのようで、「日本でもトップレベルのチームだと思う。寮でも試合をよく観るけど、攻撃的で面白い。中村憲剛選手や大島僚太選手のプレーは参考にしている」とのこと。
ただし、試合になればそんなファン的心理は無関係。「出場できたら自分がどれだけ通用するかやってみる。インサイドハーフはあまりやったことはないが、まずは守備からしっかりやりたい。チャンスがあればゴールも貪欲に狙う」。自身のアピールに全力を尽くすことを誓っている。
(京都担当 川瀬太補)
2015/10/13 13:44