柴崎は13日のイラン戦に先発出場濃厚(Getty Images)
後半に3点を挙げた8日のシリア戦
8日に行われたW杯アジア2次予選のシリア戦。日本代表は後半に一挙3得点を挙げ快勝を収めた。
勝因の一つに挙げられているのが、後半に見せた軌道修正だ。前半は選手がピッチの横幅に広くポジションを取り、それによってパスのつながりが悪く、セカンドボールの争いも後手に。シリアの積極果敢なプレーも相まって、日本は苦戦を強いられた。ところが後半、ハーフタイムにヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指示の下、両サイドの本田圭佑と原口元気が中央に絞るような位置取りとなったことで、中盤の距離間が縮まった。これにより、最終ライン、ボランチからの縦パスが入りやすくなり、香川真司や岡崎慎司ら前線陣を絡めた攻撃が可能になっていった。
しかし、このような修正以前に、今回のシリア戦、ひいてはここ最近の日本代表の試合では目につくところがある。それは中盤の構成力の欠如である。
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(BLOGOLA編集部)
2015/10/13 12:28