6日、大阪産業大と練習試合を行い、京都が9-0と大量得点で勝利。終了間際に9点目を決めたのは途中出場でピッチに立った齊藤隆成。右サイドでボールを受けると、そこから得意のドリブルを開始。DFを次々と抜いてペナルティーエリアへ侵入すると、最後は飛び出してきたGKまでかわして無人のゴールへボールを流し込んだ。これには見学者からどよめきが起こり、「メッシみたいや!」という声も聞こえてきた。
ただ、全体の出来としては「あれだけだったな」と大木武監督が言えば、「もっと守備をしっかりしないといけない」と自身も反省。昨年の長期離脱から復帰とあって、「まだ体力が戻っていない」(齊藤)。とはいえ、西京極へ見学に訪れていた約350人に対してはインパクトのある自己紹介となったに違いない。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/03/06 22:37