このところ毎日のように、全体練習終了後のGK陣は山岸範宏が用意したメニューで追加のトレーニングを行っている。
29日にはフラフープを横並びに2つ置き、8の字に細かくステップを踏んでからのダイビングキャッチを何度も繰り返したが、9月最後の30日は、20メートル間隔で向かい合わせに設置されたゴールマウスでのシュートゲーム。4人のGKが総当たり戦でスローイング限定、パントキック限定、2つのミックスなどで対戦。パントキックは至近距離のため迫力十分だった。
このあとは山岸・中村隼ペアと兼田亜季重・摂津颯登ペアに分かれた「ダブルス」も実施。二人がゴールマウスに立つとそれだけゴールを奪うのが難しくなるが、それだけに相手の盲点を探りながら頭脳戦の要素も加えられた。ダブルスは山岸・中村ペアが3セットで全勝。グラウンドには山岸の獣のような叫び声が響いていた。
(山形担当 佐藤円)
2015/09/30 19:30