前節・群馬戦(3○0)で押谷祐樹がリーグ戦12試合ぶりとなるゴールを奪った。伊藤大介のDFの頭を超えるスルーパスに反応して左足ボレーでミート。難易度の高いプレーを成功させた押谷は、「簡単なのは入らないから、難しいボールの方がいい」と笑った。
長澤徹監督は押谷の攻守における貢献度の高さに言及し、継続を願っている。「オシは戻って相手からボールを奪い切ることができる。その回数はおそらくJ2の中で一、二じゃないかなと思う。それに上乗せして得点も要求しているんで相当きついと思うけど、自分の価値を高めるためにも勇敢にチャレンジしている。間違いなくこれからの時代に乗り遅れない選手になると思うんで、今の姿勢でやっていってほしい」。
残り10試合。「今の段階で去年より点を取れているんで、去年を上回れるチャンスはある。波に乗っていけるようにしたい」と意気込む押谷は、粉塵の活躍でチームをけん引してくれそうだ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/09/21 17:12