チームは前節で連勝が「5」で止まったものの、チーム内の良い雰囲気はしっかり持続している。
練習では常にほど良い緊張感が漂い、それぞれが積極的に声を出すなど活気も十分。そして、ここ最近よく見かける光景に、全体練習終了後、実戦形式の練習の中で見えた課題や要求などを選手間で真剣に話し込む姿がある。それはあくまでも前向きなコミュニケーションであり、いまのチームの勢いを象徴する場面のようだ。
西岡大輝は「監督が直球で自分たちに言ってくれるからこそ、自分たちもチームメイトに直接言える空気がある」と、指揮官の思いが選手たちに良い意味で伝染されていると話す。続けて、「シーズンの最初は少し探り合いながらだったけど、いまは腹を割って話せている。みんなのもっと強くなりたい、もっと良くしたいという気持ちを感じる」と西岡。そんな純粋な向上心がチームを日ごとに成長させているのかもしれない。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/09/18 14:02