6月20日の明治安田J1・1st第16節・横浜FM戦(3○0)で、右ひざ前十字じん帯と右ひざ半月板の損傷という大けがを負い、ブラジルで手術を受けていたジネイが、来日した。手術は成功し、ここからは日本で治療とリハビリを続けることになるようだ。
春先にけがを負ったことで契約が遅れ、復帰してすぐに再びけがをしてしまったため、鹿島では4試合しか出場できなかったが、確かなインパクトを残したジネイ。現在、鹿島の布陣は[4-4-2]に変わりのその一角を占める赤﨑秀平は、「彼が入ったことでFWの競争意識は高まったところがあった。またここから帰ってくるわけですから、僕としては1試合1試合、結果を残さないとまたベンチに戻る」と気持ちを引き締めていた。
しかし、FWとしての組み合わせには「僕とジネイでタイプは真逆というか、秀でているものは違うと思うので、純粋に2トップでいまの石井さん(石井正忠監督)の感じで組みたいな、というのはありますね」と、想像を膨らませていた。
(鹿島担当 田中滋)
2015/09/16 20:05