今週末(5日)に行われる天皇杯2回戦で、桐蔭横浜大との試合を迎える湘南。大学生との対戦は、勝っても大きなニュースにはならないが、負けたら大きく取り上げられてしまうような難しい状況下にあるため、チームには大きなプレッシャーがのしかかる可能性もある。だが、「周りの目を気にすることなく、普段どおりの戦いをすることが大事」と武田英二郎が言うように、湘南はどんな相手と戦おうとも、いつもどおりのサッカーをやり切ることが何よりも重要になる。
失うモノがない相手は前半から飛ばしてくることが予想される。明治大に敗れた09年の試合を経験している島村毅は、「相手のリズムに乗ってしまうと何が起こるかわからない」と警戒を示す。序盤から主導権を握り、「自分たちのリズムで試合を進めて行くこと」が勝利への近道となりそうだ。
(湘南担当 林遼平)
2015/09/04 13:20