2日に行われた開幕戦・浦和戦に出場した石川大徳は、流通経済大学で同級生だった宇賀神友弥と再会のマッチアップを果たした。自身も心待ちにしていた対戦の実現だったが、チームは1-2で敗戦。宇賀神とのマッチアップにも「正直、何もできなかった」と石川は試合後に悔しさをあらわにした。
「浦和の左サイドはすごく流動的に動いてきたので、そこをシオ(塩谷司)と連係して対応しようと思っていた。でも、ボランチやシャドーの選手にも声をかけて守れば良かった。何度か突破を許して相手にリズムを乗せてしまった」と振り返り、「攻撃面でももっとチャレンジしないといけない」と、攻守両面の課題を語った。
同期対決に敗れた悔しさをエネルギーに変えるべく、石川は「連敗を止めないといけないし、アウェイの一発目ということでも勝たないといけない。個人的にも今のところ全然ダメなので、まずはいい準備をして臨みたい」と話し、9日の新潟戦を見据えた。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/03/05 20:06