4日、徳島スポーツビレッジにて、大阪産業大学との練習試合が行われた(45分×2本)。
前日のJ2開幕戦・神戸戦に出場していない選手が主体となった中、1月27日の高知大学との練習試合で左ハムストリング肉離れのけがを負った花井聖も出場。この試合が実戦復帰となったため、出番は1本目のみに終わったが、「ようやく練習試合に出られて、一歩前進かなと思う」と試合後には笑顔を見せた。
今季は始動直後に、「今季の聖は違う」と小林伸二監督が話すなど、心身共に充実感を漂わせていた花井。「ボランチに(柴崎)晃誠さんが加入して、自分も負けないように」という気持ちがあったという。それだけに、早々の離脱は残念だったが、「シーズンは始まったばかり。これから状態を上げて勝負したい。1カ月離れていたので、すぐに試合というわけにはいかないけど、自分が入ったときに少しでもチームの力になれるよう、高い意識でやっていきたい」と前向きに話した。
(徳島担当 小田尚史)
2013/03/04 17:35