11日、田坂和昭監督代行が、トップチームの監督に就任することが決まった。
昨日の非公開練習を終えて会見に臨んだ田坂監督は「『代行』が取れても、やることは変わらない」と強調。これまでのように、今節の勝利だけを目指すことに変わりはない。
また、田坂監督にとって初陣となる今節の相手は、94~98年まで選手としてのキャリアを積んだ湘南。これには、「運命」という言葉で表現している。「熱い気持ちを持った選手を選んだ」という18人が、チームの運命も握ることにもなった。
清水にとっては、ホーム2連戦の初戦という大事な試合。前節・横浜FM戦(2○1)で2ndステージ初勝利を挙げ、今節勝利すれば昨季4月以来の連勝になる。
年間順位でも最下位を抜け出し、次は降格圏脱出へ――。その挑戦はここから始まる。
(清水担当 田中芳樹)
2015/08/12 07:00