8月2日に行われたファン感では、6時間をかけ100枚、200人分のお好み焼きを焼ききった石﨑信弘監督。立ちっ放し、コテを握りっ放しで57歳には過酷な労働条件のはずだが、「丈夫じゃなけりゃ、こんな仕事できないから」と週明けもいたって元気だ。
「ノブリンのお好み焼き」はサポーターの間では大好評だったが、発注していたキャベツの千切りが思ったよりも太かったり、やきそばも思ったよりも太麺で急きょ細い麺をそろえたりと違う事態が次々に発生していた。「なんでも仕込みなんだよね。仕込みをしっかりしないと回転もうまくいかないし、おいしいもんできへんよ」と石﨑監督。
この「仕込み論」は本職にも及んだ。「練習もそうなんだよ。ああやってグラウンドをしっかり用意しておけば回転よく進むけど、仕込みが悪いと、あんな暑い中で選手待たせてマーカーとか置けないからよ」
マーカーをすべて自分で配置する石﨑監督らしい言葉だった。
(山形担当 佐藤円)
2015/08/04 20:49