前節・甲府戦を1-0で勝利。敵地でのハードな一戦を勝ち取って、今季初の連勝を飾った。
2ndステージ第3節・鹿島戦(2○0)で決勝点を挙げ、前節でも決定機を作ったのが工藤浩平だ。
特にうなったのが38分。最終ラインの安藤淳の正確なロングパスに反応し、DFとDFの間で受けるとそのままシュート。惜しくもゴールネットを揺らすことはできなかったものの、出し手と受け手の妙が光った瞬間だった。
「アンちゃん(安藤)も動き出しを待っていたと言っていたし、ああいうところに出せる選手。オビナにマークが集中するぶん、自分がよりオビナの近い位置でゴールを狙っていければ」
今節・川崎戦は厳しい展開が想定される。工藤も「どうしてもボールを動かされて、走らされてしまう展開にはなるはず」と予想しつつ、「少ないチャンスを狙っていきたい」と覚悟を覗かせた。
(松本担当 多岐太宿)
2015/07/28 07:00