今日は春の訪れを告げる「春一番」の強い突風が吹き荒れる中での練習となった。しかし、練習は春一番だけではなく、その強風に乗って漂ってきた花粉が選手たちを苦しめた。
この日、練習が行われたニンジニアスタジアムは豊かな緑に囲まれた小高い丘にあるため、花粉の舞う量は多い。それにも増してこの強風だ。選手たちにも花粉症の選手は複数おり、練習中も“シュンシュン”と鼻をすする音が絶え間なく聞こえるほど。
中でも最も症状がひどかったのが小原章吾。「いままで花粉症はなかったけど、昨日の練習から急に(花粉症の症状が)来て、今日はもう最悪ですね。こっちのデビューはしたくなかったんだけど」と苦笑い。
試合中の周囲を鼓舞、コントロールする“声”が大きな持ち味でもある小原だが、「試合になれば関係ない。チャンスをもらえれば、それに見合う結果は残したい」と開幕戦への力強い意気込みを語った。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/03/01 17:28