前節の浦和戦(2○1)で負傷交代した柴﨑晃誠が6週間の離脱となることが発表された。ハリルホジッチ代表監督が東アジアカップのメンバーに選出しようとしていたほど充実したプレーを見せていただけに大きな痛手だが、浦和戦で柴﨑に代わってピッチに立った野津田岳人にとっては大きなチャンス。20歳は「チームも調子がいいんで、自分も結果を出して一緒に上に向かっていきたい」と意気込んでいる。
先発した2nd第1節・仙台戦では、リーグ全体で3番目となる走行距離を記録した。「こんなに走ってるんだなと思った」と少し意外だったようだが、「夏だけどしっかりと動けている感じはありますし、チームのために守備を頑張ることはやっていきたい。苦しい時に自分がしっかりと動きたいと思います」と語り、「自分の良さをどんどん出して、結果にもこだわっていきたい」と攻守にフル回転するつもりだ。
これから夏本番。野津田がチームに活力を与えてくれそうだ。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/07/23 19:00