「海外の選手はサッカーのやり方だったり、いろんなことが違うなかでの経験は大きかった」。そう話したのは14日までユニバーシアードのメンバーとして韓国に行っていたGK福島春樹だった。
ユニバーシアード代表は3位決定戦でPK戦の末にイタリアに勝利して銅メダルを獲得。福島はPK戦で自らセーブした後に自ら決めて銅メダルに大きく貢献した。敗れた準決勝のフランス戦で出られなかったことが「一番悔しかった」ようだが、それでも「準々決勝で対戦したフランスは最終的にパワープレーで攻め込まれる場面があって、相手の身長も大きかったけどハイボールで負けなかったことが自信になった」と成長も実感している様子だった。
浦和で出場するためには日本代表の西川周作などを越えなければならないが、「来ているからには試合に出るつもりでやらないといけないので、日々、周作さんや(大谷)幸輝くんのプレーを盗んで追い越す気持ちでやりたい」と力強く話していた。
(浦和担当 菊地正典)
2015/07/16 20:04