今季加わった韓国からの大卒2選手はパーソナリティーも素晴らしく、すっかりチームに溶け込んでおり、開幕スタメン争いにも食い込んできている。
キム・ボムヨンは「山形のサッカーに100%貢献するにはまだ足りない部分が多い」と冷静に自己分析するが、「味方の選手たちがどうしたらやりやすいようにプレーできるかを常に考えながら、裏を狙ったり、スペースに抜けたり、プレッシャーをかけたりという動きを意識してやろうと思っている」と特長であるモビリティを最大限に生かそうとしている。
イ・ジュヨンは「日本のチームは足元でつないでくるのであまりヘディングをする機会がない」と得意のヘディングでアピールし切れていないようだが、「最初は緊張したが、練習試合やトレーニングを重ねていくうちに今週の開幕戦に向けていい緊張に変わった」と今は開幕戦が待ち遠しい様子。
二人が山形に変化をもたらし、可能性を広げる。
(山形担当 佐藤円)
2013/02/28 20:24