「ほぼ100%の状態でやれている」。MF宇賀神友弥はそう言って笑顔を見せた。
1stステージでは左サイドの絶対的レギュラーとしてプレーし、優勝に大きく貢献した宇賀神。ただ、複数箇所の痛みや疲労を抱えながらプレーし続けた前半戦でもあった。しかし、「だいぶ休みをもらったので」と出場停止によって最終節の新潟戦(5○2)が意図せぬ休養になったことに苦笑しつつ、「かなり動けるかな」と現在の状態に手ごたえを感じている。
その一方、1stステージはチームトップタイの5アシストを記録する活躍を見せながら、自身の結果には満足できていない様子。それは「ゴールが少ない」から。「2ndステージは研究されてより厳しい戦いになると思うし、チャンスが限られてくる試合も多くなると思うので、そういうところで自分が決めないといけない」と味方のチャンスを演出するだけでなく、自らチャンスをモノにすることにこだわる。
(浦和担当 菊地正典)
2015/07/03 18:35