好調を維持し、得点も順調に重ねている泉澤仁。得点の遠かった時期は練習でも決定機をモノにできないシーンが目立っていたが、いまは難しいシュートでも決め切る力強さが出てきた。「シュートの意識が高まった。自分の形になったときはシュートまで行きたい」(泉澤)という意識の変化に加え、自分の“形”に持っていく流れができている。
「いまは形まで持っていくことがスムーズに行っている。前は形に行くまでの打開のところで苦労していた。いつも周りのチームメートに助けてもらっている。周りとの関係性が一番良くなった」
今節(明治安田J2第20節)・東京V戦でも得意の形からの得点を期待したいところ。東京Vにはある思い出があるという。「子供のころ、初めて観に行った試合がヴェルディでした。相手はどこか覚えていないけど、国立に連れていってもらった」(泉澤)。出場選手で唯一覚えているのは「GKで左利きの、ちょっと髪が長い人」。つまり、本並健治氏らしい。
(大宮担当 片村光博)
2015/06/25 20:49