直近の公式戦は3戦負けなしと、上昇機運をつかみつつある新潟。16節を終えて17位だが、チームの連携と自信は着実に深まっている。このタイミングで迎える明治安田J1・1stステージの最終節、すでに優勝を決めた浦和とアウェイで対戦する。
J1での対戦成績は1勝4分17敗。埼スタでは一度も勝利がないが、だからこそ、勝てば歴史を変えるチャンス。王者の無敗を止めることもモチベーションだ。「ここで勝つことができれば、勢いに乗れる。2ndステージも良い流れで戦える」と話すのはDF大野和成。昨季はナビスコカップを含め3戦3敗。自身含めオウンゴールの不運もあったが、流れの中での手ごたえは悪くなかったという。また昨季ホーム浦和戦で試された3バックも、今季は数多く取り組んでおり、「(去年より)もっとやれると思う」と自信を覗かせる。
「相手は無敗がかかっている。緊張感がある、良い雰囲気の中でやれるのは楽しみ」と大野。ポジティブな結果を目指し、完全アウェイの戦いに挑む。
(新潟担当 野本桂子)
2015/06/25 07:00