前節・群馬戦(1△1)で10試合ぶりのゴールを奪った矢島慎也。ここ2試合はフル出場を続け、チームへの貢献度を確実に高めている。生まれ育った浦和を飛び出して迎えたシーズンはすでに3か月半が経過。「本当に早いな」と感じるほど、矢島は新天地で充実した日々を過ごしている。
「来た時よりは走れているし、しっかりとした身体になっているかなと思います。こういう身体づくりをするのは初めてなんで、すごく新鮮な気持ちはあります」と語る矢島は、攻撃面で四苦八苦が続くチーム状況もネガティブには捉えていない。
「後ろでボール回しに参加して、攻撃にも出るっていうことをやらないといけないと思っているし、点をもっと取りたい」。背番号24は多くの役割を担ってチームを上昇に導くつもりだ。「自分が成長することによってチームも良くなっていくと思っています」と見据え、21歳は意欲を燃やして日々に取り組んでいる。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/06/18 17:21