16日、清水は約30分のミーティング後、グラウンドで練習をスタート。
ウォーミングアップの“鳥かご”では大榎克己監督も入って、選手たちとともに汗を流した。今節は勝ち点差3と近接する甲府が相手とあって、熱血指導か? というところだったが、実際のところは…「人数が足りなかっただけ」(大榎監督)。
それでも、現役時代さながらの足さばきは健在。早いテンポでパスを回し、白熱した練習となった。
ただ、時折しゃがみ込む場面も見られ、心配が広がる場面も。
「膝が痛い」
現役時代に痛めた右足は手術の痕が数多く残っているが、痛いながらも練習に参加していたようだった。けが人が戻ってきてはまた離脱する、というチーム状態が続いているが、大榎監督は自らを犠牲にして、練習を盛り上げたのかもしれない。
(清水担当 田中芳樹)
2015/06/16 19:44