上形洋介が明治安田J2第18節磐田戦に対して燃えている。ここ数試合、途中から出場することがあったが、「ビハインドからの投入で、点を取れずにチームを助けることができなかった。磐田戦でもし先発できたら前半で潰れてもいいので、最初からがんがん前へ行きたい。自分が汚れ役になる」と気合は十分だ。
上形の持ち味は裏への抜け出しと、ポストプレーにある。磐田との試合に限らず、おそらくチームが今一番求めている部分を持つ選手の1人だ。しかも長崎は不動の1トップ、イ・ヨンジェを韓国代表への帯同で欠いた状態で磐田戦に臨む。今節は誰がイ・ヨンジェの代わりを務めるのかに注目が集まっていたが、どうやら佐藤洸一でも高橋祐太郎でもスティッペでもなくルーキーの上形に白羽の矢が立ちそうだ。昨季ホームでは磐田に1-1のドロー。いい内容の試合を見せることができている。今季も大観衆が予想されている。ぜひともいい試合を期待したい。
(長崎担当 植木修平)
2015/06/12 20:01