金沢は前節、長崎に1-0で5試合ぶりの勝利を収め、負けなし記録を『13』まで伸ばした。4試合ドローが続いた間も選手たちは悲観しておらず、残留へ向けて着々と歩みを進めていた。しかし勝利の味は格別で、“良い流れ”そのままに6日の磐田戦に臨むことができる。
磐田といえば連想されるのはやはり黄金期。静岡県出身の森下仁之監督は「そりゃ名波(浩・現監督)とか藤田(俊哉)がいた、鈴木政一監督のN-BOXでしょ。いくらでも選手の名前が出てきますよ。歴代の日本のクラブチームでも一番強かったんじゃないかな」と語った。
もちろんいまの磐田も「選手個々にテクニックがある。すごく攻撃的なので本当に怖いチーム」(森下監督)なのは間違いないだろう。その中でも攻撃のキーマン、FWジェイを「ゴール前で一番危険な存在。中盤に降りてきて起点にもなる」と森下監督は警戒していた。
(金沢担当 野中拓也)
2015/06/03 20:06