3日夜、ヤマザキナビスコカップ第7節をホームで迎える松本。決勝トーナメント進出の可能性はすでになくなったが、プロとして最後まで全力を尽くす義務がある。
対戦相手は新潟。ゴールを守るGK鈴木智幸の「ボール奪取率が高いチームという印象がある」との言葉どおり、第6節終了時点での新潟のタックル数は予選Aグループでも最多の数字。だからこそ、「球際の部分では負けられないし、自分たちとしてはそこでイニシアチブを握らないといけない」とフィールドプレーヤーの奮闘に期待を掛ける。
そして、平日夜にも関わらず熱い声援を送り続けるサポーターにも感謝の気持ちを見せる覚悟だ。
「先日の2-4で負けた(4月22日の同大会第4節・)広島戦はブーイングされても仕方がない内容でしたが、サポーターの皆さんは拍手を送ってくれました。恥ずかしい試合をしてしまった自分たちにとって、本当に考えさせられた試合でしたね。だからこそもっと必死にやって、全力で勝ちにいきます」
(松本担当 多岐太宿)
2015/06/02 07:00