27日のJリーグヤマザキナビスコカップ第6節・F東京戦に臨む広島は、Eスタでトレーニングを行った。
予選リーグを勝ち抜くためには勝利が求められる一戦となるが、ナビスコカップに若手選手を起用してきた森保一監督は起用方針を変えない構え。若い選手が多く並ぶ中で、吉野恭平の広島デビューが濃厚となっている。
昨夏に広島に加入後、広島のサッカーに順応するまで時間を要した吉野だったが、今年はキャンプから好プレーを続けてきた。「大きな戦力になる一人」と森保監督も評価してきただけに3月に右膝の手術をすることになったのは残念だったが、5月に復帰してから徐々にコンディションを取り戻している。
リオ五輪を目指すU-22代表に名を連ねる大器が、いよいよ紫のユニフォームに袖を通してピッチに立つ。吉野は「今までやってきた成果を発揮する場にできれば」と語って“デビュー戦”に挑む。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/05/26 18:00