徳島県出身の佐々木一輝は、前節・長崎戦で県民が待ち望んでいた今季初出場を果たした。しかし、佐々木は悔しそうな表情を見せて試合を振り返る。「これまでピッチ外で見ていてチームが苦戦している部分を分かっていた上で出場しましたが、何かできたかと言われると何もできなかった」。
とはいえ、「後半に入ってから中盤でワンテンポ落ち着いて、全体的にもリズム良くプレーできた時間もありました。得点の場面もみんなが動いたことで真ん中が空いてハセ君(長谷川)のゴールが決まりました」と収穫も語り、次の課題の解決に向けて意気込んでいる。「あのような形が最初から最後まで続けれたら良いのですが、そこまでは難しい部分もあります。今日も崩しの練習をしましたが、練習から攻撃のレパートリーを増やしていきたいです」。
(徳島担当 柏原敏)
2015/05/14 16:00