「(失点は)自分のパスミス。そこはすごく申し訳ないと思う。それ以前に攻撃の部分で自分の良さが出せなかったのは、正直いらだった。一本ドリブルで仕掛けて、抜けかけたシーンしか、自分の中では印象がない」。
前節(明治安田J2第10節・横浜FC戦/0●1)を振り返るとき、そう言って悔しさをにじませる安西幸輝。失点につながるパスミスをし、攻撃面でも自身の特長を出せる機会がほとんどなかった。
それでも、今節(・讃岐戦)の舞台である丸亀は、昨季にプロ初ゴールを決めた相性の良い場所だ。「すごく良い印象は残っている」と安西は話し、「攻撃の厚みを出すにはすごく大事になってくるのかなと思う。サイドからの起点というのは、すごく意識しているし、今節はSBがキーポイントになるんじゃないか」と次の試合へのイメージを語った。
(東京V担当 石原遼一)
2015/05/02 15:19