24日に行われた岐阜とのプレシーズンマッチはスコアレスドローに終わった。
前半の内容は「いつ取られても(失点しても)おかしくない」(大木武監督)ものだった。国分キャンプで見せていたようなパスをつないで敵陣へ攻め込む姿は影を潜め、逆に低い位置からボールを運ぶ段階で相手に奪われてカウンターを食らう場面が何度かあった。
岐阜の3ボランチを中心とした分厚い守備網も原因の一つだが、「相手どうこうというより、自分たちで難しくしてしまった」と山瀬功治は振り返る。後半は立ち上がりに決定機を作るなど修正の跡が見られたが、最後まで相手のゴールネットを揺らせず試合終了となった。
京都らしいサッカーを出し切れず、課題の残る試合となった。この反省を生かして1週間の準備を進め、開幕戦に挑みたい。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/02/26 12:47