3連敗で迎えた前節(明治安田J1・1st第8節)・鳥栖戦(4○2)を勝利し、さらに日程が厳しくなっていく連戦に弾みをつける格好となった湘南。中2日で今節は名古屋遠征を控えていることもあり、30日は疲労回復に務めている。
快心の勝利から一夜明けて、先制ゴールを挙げた大槻周平が自身の得点を振り返った。「あのゴールはどこで押し込んだかよくわからない(笑)。とりあえず押し込めって感じで。いつもシーズンの最初のゴールはあんな感じ。でも、あれが僕らしいというか、泥臭く決められたのでよかったのかなと思う」と、今季初得点を喜んだ。
ここのところチームとして得点が取れていない状況に「少し自分に得点を取らなければとプレッシャーをかけ過ぎていたところがあった」と語る大槻。それでも「そこを考え直してチームのために献身的にプレーしようとしたことで、神様が見ていてくれていてボールがこぼれてきたのかなと」と、意識の変化がゴールにつながったと考えているようだ。
「この感じを続けていきたい」。名古屋戦でも、大槻は献身的なプレーから得点を狙っていく。
(湘南担当 林遼平)
2015/04/30 19:21