25日、いぶきの森球技場で行われた関西ステップアップリーグ・関西学生選抜Aチーム戦。左SHで先発出場したのは、昨年2種登録ながらデビュー戦(5月6日・ナビスコカップ清水戦)でゴールを決めるという離れ業をやってのけた松村亮だった。
「試合に出してもらえたら、絶対にやれる自信はある」と話す18歳だが、プロのピッチでの課題も生まれている。
「よく言われているのは守備。守備だけっていう展開ならいんですけど、中途半端にボールを持ててるときに、奪われてからの守備のスイッチが遅れてしまう」という。
ボールを持ったときのゴールへ向かう姿勢は、チーム屈指の迫力を持つ小柄なアタッカーは、実直に自らの課題と向き合っている。
「僕は練習好きですよ。サッカー好きなんで。本当はもっと練習したいんです」。
野心と成長を目論む背番号「31」に、開幕の足音は確実に大きく響き始めている。
(神戸担当 小野慶太)
2013/02/25 18:31