前節の明治安田J1・1st第6節・神戸戦(2△2)後の記者会見で、開口一番「また残念な勝ち点1」と柳下正明監督。
この試合もそうだったが、今季は自分たちのミスから相手にペースを握られ、勝ち切れない試合が続いている。
昨季不足していた得点力は、ラファエル・シルバを中心に解消されつつあるが、失点数は現状リーグワースト2位(11失点)。GK守田達弥は「いいゲームはできている。前が取ってくれている分、後ろが安定していれば…」と真摯に受け止めている。試合ごと、練習ごとに出た課題の修正を積み重ねてきてはいるが「今まで通りじゃ変わらない。今まで以上に細かく要求し合うことも大事」とコミュニケーション面でも修正を図るつもりだ。
22日のナビスコ杯第4節では、リーグ最多12失点の甲府と対戦する。「相手も(守備の隙を突こうと)同じ気持ちでくると思うが、ゼロで押さえたい。90分しっかり集中力を持ってやりたい」。連戦に勢いをつけるためにも、完封勝利を目指す。
(新潟担当 野本桂子)
2015/04/21 07:00