横浜FMのMF喜田拓也が目をギラギラさせている。
前節(明治安田J1・1st第4節)の柏戦(2○1)でリーグ戦初先発を飾り、チームの公式戦3連勝となる逆転勝利に貢献した。喜田はトップ下として初めて公式戦に出場し、主に守備のスイッチ役を演じた。
しかし自らのプレーには満足していない。「あの位置で出場するなら、決定的なパスやシュートといったプレーが必要になる。そういった場面が少なかった」。試合が終わるとすぐに映像で90分間プレーを振り返り、手ごたえとともに課題を抽出し、次の試合に臨む。
12日のJ1・1st第5節・仙台戦でもトップ下として先発濃厚の喜田は「まずは自分に求められる仕事をやりつつ、ゴールを目指したい」と貪欲に語った。プロ3年目、20歳の新進気鋭MFは早くも次の目標を見据えている。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/04/08 17:13