1日に、仙台のジュニアとジュニアユース(新中学1年生)に所属する子供たち約50人が、トップチームの練習を見学に訪れた。仙台はトップとアカデミーの練習場が離れていることもあり、貴重な機会となった。
練習後に子供たちへ言葉を送ったのが奥埜博亮。ジュニアユースから仙台のアカデミーで育った奥埜は、「僕も皆さんくらいの年齢のときから、ユアスタでのプレーを目指して練習していました。これからもあの大観衆の中でプレーしたいし、皆さんともいつか同じ場所でプレーしたいので、お互い頑張りましょう」と後輩へアドバイスした。
「一晩考えて、仙台の選手として一つの目標とする場所のことを話そうと思いました」と奥埜。自身も中学時代からボールボーイをするなどして、ユアスタのピッチに近付いてきた。4日からは公式戦でホーム戦が2試合続く(4日/J1・1st第4節・清水戦、8日/ナビスコカップ予選リーグ第3節・神戸戦)。奥埜は12年の天皇杯2回戦(ソニー仙台戦/1○0)でプロ初ゴールを決めた場所で、さらなる活躍が期待される。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/04/01 17:01