横浜FMのMF喜田拓也が22日の明治安田J1・1st第3節・鳥栖戦(1○0)で途中出場し、自身にとっての今シーズン開幕となった。
残り数分という状況でボランチに入って勝利に貢献したが、本人は「途中から流れに乗るのが難しかった。プレーについては反省しないといけない」と控えめ。そんな喜田はもうすぐマレーシアで五輪一次予選を戦う代表メンバーに選ばれていた実績を持つ。同世代の活躍を刺激にしようと考える喜田は「僕はあえて見るようにしています。親善試合も全部見たし、情報も入れるようにしている」。
とはいえ、まずは所属クラブで足場を固めなければ道は開かれない。「マリノスで試合に出ていないと、仮に代表に選ばれても自信を持ってプレーできない」。まずは横浜FMでのポジション争いを制し、それから五輪代表に殴り込みをかけるつもりだ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/03/26 20:03