第1節に試合が組まれていなかった広島は、28日の新潟戦がナビスコカップ初戦となる。今週、A代表とU-22代表に2選手ずつを送り出している中でリーグ戦とは違う大会へ向けた準備が始まり、選手たちのモチベーションも微妙に変化しているようだった。
ここまでリーグ戦へ出場機会をつかめていない工藤浩平は、「若い頃はナビスコで結果を出してレギュラーを取りたいって気持ちを持っていた。そういう気持ちを思い出す」と語る。“若手の登竜門”のイメージが強いナビスコカップは、30歳のプレーヤーの気持ちを若返らせる大会でもあるようだ。
「コンディションは上がっているし、結果を出してアピールしたい。ナビスコは千葉時代に2回優勝しているんで相性はいい」。ゲンのいい大会で、工藤はキッカケをつかめるか。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/03/25 18:33