金沢は4日、かほく市サッカー・ラグビー競技場でトレーニングを行った。宮崎での2次キャンプを終えオフ明けとなったこの日、選手たちは時折強い風雨に晒されながらも開幕の大宮戦を見据えていた。
2年続けて主将を務める清原翔平は、宮崎キャンプ中の練習試合を「内容としては良い時間帯のときもあったし、チーム全体としてやられちゃいけない課題だとか、こういうプレーだったら自分たちはできるんだろうなというのが分かった」と振り返る。J3とJ2の違いも実感したとのことで、実り多き準備期間を過ごしたようだ。
課題と収穫を真剣な面持ちで語りながらも、最後は「チームとしても自分としても初のJ2という舞台なので、そこの初戦でずっとJ1にいたチームとできるというのは本当にワクワクするし、やりがいは本当にある」と楽しみな様子だった。
初のJ2挑戦となる金沢。チャレンジャーの精神で敵地に乗り込み、優勝候補へぶつかっていく。
(金沢担当 野中拓也)
2015/03/05 07:02