「日本はすごく暮らしやすい。でも、唯一の問題と感じているのは雨と寒さだね(笑)」。雨の中での練習となった26日、陽気にそう答えたのは新加入のブルーノ・セザルだ。「もともと日本という国、文化に興味があった」と語るブラジル人は、トルコキャンプで練習生として参加し、帰国後にメディカルチェックをパスしたことで、晴れて正式加入となった。
日本については友人である元湘南のキリノや、元横浜FCのカイオに話を聞いてリサーチ済み。チームにはアンドレ・バイアやアリソンという同郷の存在もあって溶け込みも早く、移籍の決め手となった「環境面の充実」を実感しているようで、日本での生活を楽しんでいるようだ。
陽気な性格もあって選手たちとのコミュニケーションも問題なし。おぼえた日本語は「数字と水とお腹すいたぐらい(笑)」と語るが、「少しずつ勉強しておぼえます」と意欲も高い。新シーズンに向けて、新たなピースが湘南に加わっている。
(湘南担当 林遼平)
2015/02/26 19:37