J1昇格プレーオフ準決勝・磐田戦(2○1)での決勝ゴールが劇的過ぎたため、山岸範宏はその反響をさまざまな形で実感することになった。いまだ多くのメデイア取材を受けているが、「もしこの出来事が、僕のキャリアが24、25歳のときに起きた出来事だったら自分が舞い上がった感じになったかもしれないが、いまはそれなりに苦い経験もしてきたので、これぐらいの年になってこの出来事で良かったなという思いはある。良い意味でリセットして落ち着けてる感じ」と、オフ明けの3日からは通常モードに戻っている。
すでに気持ちは千葉との決勝に向いている。
「磐田戦の勝利を意味のあるものにするためにも、(プレーオフ決勝の)千葉戦をなんとしても勝利して昇格を決めたい。期待とかプレッシャー、いろいろなものがあると思うが、肩肘を張って『いつものようにやらなきゃ』ではなく、大一番でいろいろなものを感じるのは自然だと思う。その中で自分たちが山形らしさを勝つために表現したい」
(山形担当 佐藤円)
2014/12/05 19:03