J1昇格プレーオフ準決勝・磐田vs山形ではGK山岸範宏の決勝ゴールが注目を浴びた。決勝で対戦する千葉のゴールを守る高木駿は、GKの得点に「ああいうのは憧れる」と率直な感想を口にしながらも、「その場になったら持っているか持っていないかの問題になる」と冷静に語った。
その上で高木が強調したのは、GKの得点を呼び込むような戦いの重要性だ。「そういうのは気持ちや勢いで引き込めるものだし、あの試合では山形のほうが確実に前を向いてやっていた。山岸さんもずっと考えて声も出していたと思う。そういうのは絶対に必要」(高木)。決勝という特別な舞台ですべてを出し切るために、そういった部分をより強く意識したいところだ。
闘志あふれる背番号24は「ウチも同じように声を出したり、雰囲気を持ってやっていれば、同じような戦いはできる」と自信を見せる。千葉で台頭した新守護神が、J1への道を切り拓く。
(千葉担当 片村光博)
2014/12/03 18:34