すでに退任が発表され、最終節・熊本戦が福岡での最後の指揮となるマリヤン・プシュニク監督。21日の練習では体重を基準に組み分けし、紅白戦を実施。阿部巧がCBで、笠川永太が攻撃的な位置で躍動するなど「リラックスしてサッカーを楽しむ」という指揮官の狙いの下、選手たちは紅白戦を消化していた。
最終節に向けて指揮官は「私が来年、どこにいるかはわからないがどこに行っても福岡への思いは変わらない。ただ、何人かの選手にプロ意識が欠けていたこともその思いと同じように残っている。プロ意識を持った選手がいればもっと違った結果になっていたかもしれない。ここでの2年間は良い2年間でした。素晴らしい勝利でここでの指揮に一区切りをつけたい。サポーターの情熱は今までもずっと感じていた。最終節もこれまでと同じように情熱を持って応援してほしい」と最後の囲み取材を締めくくった
(福岡担当 杉山文宣)
2014/11/21 17:00