2011年11月27日。徳島は初の昇格争いを繰り広げる中で、同じくJ1昇格をかけた鳥栖との一戦に敗れ、鳥栖の事実上のJ1昇格をホームで見届ける悔しい思いをした。くしくも2011年と同時期に今節・鳥栖戦が行われることに不思議な縁を感じると共に、改めて筋書きの無いドラマを作り上げる“日程くん(Jリーグの日程を決めるシステム)”の妙を感じる。
今節・鳥栖戦を直前に控え、当時を知る2選手は話す。「開幕戦の大敗もありますし、昇格を逃した年の対戦でも完敗だったので、今節は借りを返すではないですけど、自分たちのサッカーをしてホームでの勝利につなげられるように頑張りたい」(斉藤大介)。「2011年の敗戦を引きずってはいないですけど、ホームスタジアムで負けて(事実上の)昇格を決められたという悔しさはあって、負けたくない気持ちはあります」(橋内優也)。
そして、0-5の大敗を喫した開幕戦以来、約9ヶ月ぶりの再戦。「勝利できれば1年間やってきたことが身についていると自分たちも感じられますし、最初から最後まで応援してくださっているサポーターの皆さんにも、鳥栖にここまで戦えるようになったと思ってもらえるような試合にしたい」と橋内は語り、ホームでの勝利を目指す。
(BLOGOLA編集部)
2014/11/20 19:25